アムウェイとニュースキン、実際どっちが稼げるの!?

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MLM(ネットワークビジネス)界において誰もが知ってる日本のMLM(ネットワークビジネス)において、外資系として一定の地位を築いている「アムウェイ」と「ニュースキン」

現在では両社とも日本のトップ5に入る、代表的なMLM(ネットワークビジネス)会社です。

今回は、この2社について「一体どちらがビジネスとして収益を上げやすいのか?要するにどっちが稼げるのか?」を考察していきたいと思います。

Amway(アムウェイ)について

日本アムウェイ株式会社は、数ある日本のMLM(ネットワークビジネス)会社の一つでその歴史も古く40年以上続く、世界でも日本国内でも同社の売上高はNo.1の世界最大のMLM(ネットワークビジネス)会社です。

米国ミシガン州エイダに本社を置き、世界100以上の国と地域で事業を展開しています。

社名日本アムウェイ合同会社
事業内容Amway(アムウェイ)からの家庭日用品等の輸入・販売
販売方式会員によるダイレクト・セリング(直接販売)
アムウェイ・プラザでの店舗販売、通信販売
売上高939億3000万(2022年度)売上推移
ディストリビューター数約69万組(2022年度)
アムウェイショッピングメンバー数約6万組(2022年度)

Amway(アムウェイ)概要

世界100以上の国と地域に広がるグローバルMLM(ネットワークビジネス)

アメリカで生まれたアムウェイは、1971年にオーストラリア、1973年にヨーロッパ圏へ事業を拡大して以来、アジア、南米、アフリカまで、世界中を網羅する100以上の国と地域に広がってきました。

このグローバルなネットワークのもと、17,000人以上の社員が働き、地域に根ざす何百万人というABOと緊密な連携をはかり、着実にビジネスを拡大。めざましい成長を続けています。

日本では1979年の営業開始と、40年以上の歴史を持つ、MLM(ネットワークビジネス)会社として、世界、日本でも断トツ一位という実績のある優秀な会社であります。

MLM(ネットワークビジネス)としての観点では、1990年台に日本で急激に広がり1996年には2121億円の最高売上を達成。

しかし翌年1997年に、国民生活センターがアムウェイに関する苦情・相談件数が4年連続で1000件を超えていることを公表し問題化。そのあたりから売上は落ち込んでいきます。

日本アムウェイは実は一時期、日本や米国で上場していた時期がありましたが、こういった流れを受けてか2000年には株式を非公開とします。
2008年には株式会社から合同会社に変更し現在に至ります。

以下のグラフの様に下降傾向にあります。

人が増えないが売上は安定している

ディストリビューター数は、ここ20年を見ても60万人〜70万人となっている点を見ると、良い言い方をすれば安定しているとも言えますが、「既に飽和状態」でこれ以上の伸びは期待できないとも言えるでしょう。

また特筆すべき点は、ディストリビューター数は維持されているものの、実は愛用者である「ショッピングメンバー」の数は2004年の36万人に対し、2014年には8万人と年々減少の一途をたどっているようです。

商品別売上構成比において、サプリメント系が43%を占めている点からも人が増えずともディストリビューターのリピートで売上が立っているという印象です。

Nu Skin(ニュースキン)について

Nu Skin Japan)ニュースキンジャパン)はAmway(アムウェイ)上陸の14年後となる1993年に日本での営業を開始した、米国ユタ州に本拠を持つMLM(ネットワークビジネス)会社です。

社名ニュースキンジャパン
事業内容パーソナルケア製品、栄養補助食品および生活関連製品の製造・輸入・卸売販売と、インターネット関連サービスの提供
販売方式ディストリビューターの口コミによるダイレクト・セリング(直接販売)
売上高292億544万円(2022年度)

Nu Skin(ニュースキン)概要

1993年に日本上陸、その4年後の1997年には850億円という最高売上を達成しますが、その後は年々減少、現在は全盛期の4分の1となっています。

ただし減少にあるのは国内であり、Nu Skin(ニュースキン)全体では増収となっています。

しかしそれでも、国内MLM(ネットワークビジネス)会社ランキングでは常時トップ5に入っているトップ会社です。会員数は非公開ながらおおよそ10万人〜20万人と言われています。

コロナ渦で新規会員が著しく増加

会員の年齢層は20~30歳代で半数を超える。新規登録会員の平均年齢が31歳と活発に活動している。
第3四半期において、過去3カ月間で会社から製品を購入したカスタマー数は9月末で12万6896人(前年同月末比で1%減、今年6月末比で1.2%増)、セールスリーダー数は6522人(前年同月末比9%増、今年6月末比8.5%増)だったそうです。

Amway(アムウェイ)とNu Skin(ニュースキン)の売れ筋商品に見るそれぞれの特徴

Amway(アムウェイ)とNu Skin(ニュースキン)の人気商品を見ると、両社の特徴とその違い、さらには会員傾向が大きく浮き彫りとなります。

MLM(ネットワークビジネス)において、商品は柱であり、会員がそれを愛用し良さを理解し、その熱意を伝えていけるかどうか、という点が成功を左右する大きな大きな要素となります。

ここでは両社の売れ筋商品について見ていきましょう。

Amway(アムウェイ)の売れ筋、人気製品について

Amway(アムウェイ)では毎日の暮らしを彩る日用品をメインに200点以上の製品を取りそろえています。

Amway(アムウェイ)製品のTOP5の製品の中で3つはNutrilite(ニュートリライト)の製品サプリになります。

Nutrilite(ニュートリライト)は米国、韓国、日本、イタリア、中国、カナダ、ドイツ、ノルウェーなどを含む65ヶ国と地域で販売されているサプリメントでビタミンおよび栄養補給食品において売上高世界No.1のブランドです。

現在はAmway(アムウェイ)傘下で販売されているがAmway(アムウェイ)も元々はNutrilite(ニュートリライト)の代理店からスタートしている。

その中でアムウェイ人気ナンバー1のトリプルX」はNutrilite(ニュートリライト)社創立者カール・レンボーグが追い求めた究極のサプリメントと呼び声高い世界的な評価を集めている商品です。

そのほかには、アトモスフィア空気清浄器eSpring浄水器ⅡなどがTOP5に入ってきます。

より快適な暮らしのための商品が上位にあがっているのが、アムウェイの人気商品の特徴です。

このようにAmway(アムウェイ)では、サプリメントや家庭用品など、主に「主婦層」に人気を集めている商品が多いという特徴があります。

Nu Skin(ニュースキン)の売れ筋、人気製品について

Nu Skin(ニュースキン)は、楽天やアットコスメで人気ランキングでTOP5までに入ってるNu Skin(ニュースキン)の製品全てがスキンケアになってます。このことからNu Skin(ニュースキン)の主力製品が基礎化粧品ということがわかります。

人気となっているのが、洗顔料であるクレンジング剤です。

化粧をするだけでなく、その後のケアに力を入れ、きれいにメイクを落とす、肌の基礎代謝などに気を配る女性が増え、そのニーズに応えた商品といえるでしょう。

その他にも保湿作用などを持つ、基礎化粧品が多く上位を占めているところからも、「基礎を大切にして肌をいたわる女性」の人気を特に集めているようです。

こうしてみると、Nu Skin(ニュースキン)は若い女性層に支持されている商品が人気となっている特徴があると言えます。

人気商品から見るアムウェイとニュースキンの会員傾向

人気商品=主力商品という見方をした場合

それぞれの主力商品は、アムウェイがサプリメントと家庭用品、ニュースキンは基礎化粧品となります。
この点から見ると、主婦層に人気のあるアムウェイ、若い女性層に人気のあるニュースキンとも言えます。

しかし主婦ならAmway(アムウェイ)で、若い女性ならNu Skin(ニュースキン)と確定させることはできませんし男性の会員もいるのも事実なので、ビジネスとして(MLM)ネットワークビジネスに取り組む以上、自分から始まる「組織売上」が収益のベースになると考え、どのような層が自分のグループを構成し、どのような商品が流通していくのかは、イメージしておくほうが良いでしょう。

製品はMLM(ネットワークビジネス)を進めるうえで、最重要ポイントであることは間違いないので、「自分にとって愛すべき商品があるか」という点も外せない重大要素であることは言うまでもありません。

報酬プラン(仕組み)から考えるアムウェイとニュースキン

それぞれの報酬プラン(仕組み)の傾向と特徴について解説して行きたいと思います。

ランクアップ難易度と維持条件

MLM(ネットワークビジネス)において、会員ランクが収益を決定づける重要なポイントです。それと同じくらい重要なものは、ランクの維持条件となります。

Amway(アムウェイ)のランクアップと維持条件

自身のランク(タイトル)を昇格させるための資格条件で両社を比較すると、難易度が高いのはAmway(アムウェイ)です。

例えばAmway(アムウェイ)でDDダイレクト・ディストリビューターというピンレベルになるためには、1年間のうちの6か月間150万PVを達成する必要があります。

Amway(アムウェイ)ではこのDDのうえにも10以上のピンレベルがあり、その道のりは長いものとなります。

しかし、その反面タイトル昇格してしまえば、降格してしまう条件(維持条件)がゆるいのもアムウェイとなります。

Nu Skin(ニュースキン)のランクアップと維持条件

それに対して、Amway(アムウェイ)と比較すると昇格条件が比較的容易なものの、いったん維持条件を満たせず降格してしまう場合、一気に下まで落ちて「スタートに戻る」のがNu Skin(ニュースキン)です。

Nu Skin(ニュースキン)でブランド レプリゼンタティブ(代理店)になるためには5か月以内に約80万円の売り上げを上げることが条件で、一度ブランド レプリゼンタティブ(代理店)になると3ヶ月で80万円~100万円程度の売り上げを継続しなくてはなりません。
失敗すると、翌月から暫定エグゼクティブのランクに降格され売り上げを取り戻せなかった場合は翌々月にはスタートラインのブランドメンバー(ディストリビューター)に戻ってしまいます。

そして、降格から6か月以内にブランド レプリゼンタティブに復帰できなかった場合、自分の傘下に構築したダウンラインも失うことになります。

ロールアップについては賛否ありますが、何もしない(維持条件を満たせない)人に収入がいつまでも支払われ続けることがない、という点では組織の新陳代謝も促せる理にかなった仕組みという見方もできます。

アムウェイとニュースキン、報酬プラン(仕組み)はどっちがいい?

報酬プラン(仕組み)と維持条件の特徴をざっくり解説しましたが、お分かりの通り両社の報酬プラン(仕組み)にも大きな違いがあることが分かります。

どちらが良いのか?については、価値観と活動指針の違いによるものではっきりは言えませんが、早く昇格して稼ぎたい人はNu Skin(ニュースキン)昇格しにくくても降格しにくい安定感を選ぶならAmway(アムウェイ)という感じでしょうか。

Amway(アムウェイ)とNu Skin(ニュースキン)のどちらを選ぶかにおいて、まずはご自身のビジネススタイルと価値観を冷静に判断する必要があります。

スタートダッシュ型で、早くぐんぐん上り詰めたい、多少維持条件が厳しくとも何もしないリーダーは淘汰されるべきだ、というスピード型ストイックなビジネスタイプの方は比較的昇格条件がゆるめで維持条件きつめなロールアップのあるNu Skin(ニュースキン)を選ぶといいかも知れません。

一方で、時間はかかっても比較的安定した地位を手に入れたい、というロングランスタミナ型の人ならゆっくり昇格でも降格しにくいAmway(アムウェイ)が合っていると言えます。

このように「報酬プラン(仕組み)ランクアップおよび維持条件のシステムが自分のビジネススタイルや価値観に合っているかどうか」という点がAmway(アムウェイ)かNu Skin(ニュースキン)を選ぶ上で、第一のポイントとして挙げられるでしょう。

しっかり自分の人間性を分かった上で自分に合った会社を選ばれることがいいでしょう。

まとめ

今回のテーマ「Amway(アムウェイ)かNu Skin(ニュースキン)どちらは稼げるのか?」という観点から結論を言えば、早く稼げるようになれる昇格条件と言えるのはNu Skin(ニュースキン)安定感あり長期めで稼げそうなのはAmway(アムウェイ)

しかしながら、これは報酬プラン(仕組み)だけをみただけであって、自分の行動力、傘下リーダーの数、商品とグループの相性など様々な要素が絡んでくるので、一概に簡単に結論を出せることではないとも言えます。

報酬プラン(仕組み)よりも製品が好きでこの製品を人に勧めたいものか、自分が一生懸命情熱をかけれるものの方がもっと重要と思います。

報酬プランがとても良くて最も稼ぎやすいものでも、自分が興味がなく、製品も好きでもなんでもないものだと継続するのは難しいと言えるでしょう。

MLM(ネットワークビジネス)には原理原則があり、それぞれのカテゴリーに1つ1つ意味があり、その1つ1つのカテゴリーを理解した上で始められることをオススメします。

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